分譲マンションにお住まいの場合

お客さまが分譲マンションにお住まいでEV用充電設備を設置する場合、マンションの理事会に要望し、管理組合での決議が必要となります。

EV用充電設備設置までの流れ(例)

【参考】充電器設置に向けての検討項目

【参考】決議の種類について

充電設備の設置にあたっては、工事に対する決議と、管理規約・駐車場使用細則の変更に対する決議が必要となります。それぞれの決議の種類についてご説明します。

工事に対する決議

• 多くのマンションの管理規約のベースになっている、国土交通省の「マンション標準管理規約及び同コメント」では、敷地および共用部分等の変更については、以下の通り定められています。EV用充電設備については、実施する工事の内容・規模に即し、各管理組合の判断により、決議の種類を決定する必要があります。

管理規約・駐車場使用細則の変更に対する決議

• 「マンション標準管理規約及び同コメント」では、駐車場の使用詳細については「駐車場使用細則」を別に定めるものとしており、EV用充電設備の使用方法や使用料の負担方法については「駐車場使用細則」に盛り込むことになります。「駐車場使用細則」の変更は普通決議を経ておこなうものとされています。
• EV用充電設備を、管理規約における「対象物件の附属施設」や「共用部分の範囲」の中に明確に位置づけたい場合には管理規約の変更も必要になります。しかし、既に管理規約に記載されている「駐車場施設」や「電気設備」の一部と位置づける場合には管理規約の変更は必要ありません。管理規約の変更は特別決議を経ておこなうものとされています。

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